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『 子供に関する気になる話題 』
肥満と睡眠
最近、子供に関する気になる話題があります。
一つは子供の肥満です。乳幼児からの食生活が問題になっています。
もう一つは乳幼児による夜更かしです。パパの帰りを待って、遅い就寝の子供
が増えています。生活リズムの基本になるのが睡眠です。
このリズムが乱れると、子どもの発育にさまざまな影響が出てきます
これら、二つの食生活と睡眠には密接な関係がありますので、ご覧になって
みて下さい。

子供の肥満
一般に2歳以下の乳幼児に認められる肥満は、大きくなって体の動きが
活発になるとなくなる良性肥満であることが多いのですが、3歳を超えた
肥満は学童の肥満、さらには成人してからの肥満につながっていくことが
多いです。
脂肪細胞(脂肪をためこんだ細胞)の数は乳幼児期に決まってしまいます。
低身長や知能、性発達の遅れなどを伴う肥満はホルモンの異常など、
明らかな病気によることがあります。
◎肥満の原因
肥満の子どもが多くなってきた原因は以前に比べ、食生活や学校生活など
の子どもを取り巻く生活環境が大きく変わってきたことによると思われます。
食事は以前の米、野菜、魚を中心にした和食から、肉や脂を多く取る欧米型
の洋食スタイルに変化してきました。
学校が終わると塾に行き、その後は夕食。
遊びといえば外での公園遊びなどは少なくなり、家の中でのテレビゲームや
コンピューターでの遊びで、運動をする機会がどんどん減ってきています。
◎肥満の治療
肥満は遺伝や体質からくるところもありますが、その食生活や運動不足
によるところが大きいのです。
肥満は生活態度を改めることが治療の主体となるので、まず、本人が強い
意志を持ち、家族がそれに協力していただかなければなりません。
そういう意味で薬が治療の主体となる他の多くの病気と比べ、ずっと治療が
難しいといえます。
発育期にある子どもの場合は原則として減量はせずに、体重増加を抑えて
身長の発育を待ち、相対的に肥満度を減少させていきます。
体重のグラフを継続して記入させると励みになります。
◎食事の見直し
むやみに食べる量を減らすよりも、1日3食、均等に3等分して規則正しく、
よく噛んで時間をかけて食べるように心がけましょう。
ご飯を食べることにより、血糖が上がってくると満腹感が出てきて食欲が
なくなってきますが、ご飯を食べている時と血糖が上がってくる時に時間差
があるため、急いで食事をすると、この満腹感を待たずに食べ続けることに
なってしまいます。
ですから、ゆっくり時間をかけてよく噛んで食べることは大切なのです。
果汁、ジュース、清涼飲料水はやめて、水、お茶、紅茶にし、おやつは
1日1回、低カロリーで栄養価の高いものにしましょう。
食事はテレビを見ながらだらだら食べることはやめましょう。
肉は食べても良いですが、そのぶん野菜をたくさん食べるようにしましょう。
1日のカロリー計算を調べてみるのも良いですね。
◎運動の見直し
最近のこどもは外で遊ぶ代わりにテレビゲームやコンピュータ、
クラブ活動の代わりに塾通いと、日常生活の中に運動を自然な形で
取り入れることがなかなか難しくなってきています。
そこで、どうしても運動の機会を意識的に作っていかなければいけませんが、
肥満のこどもは運動が苦手ですので、水泳など人との比較があまり
目立たないスポーツを選ぶのがよいかもしれません。
また、普段から歩く心がけも必要ですね。
乳幼児に夜更かし傾向
現代では、親の夜更かしに合わせて、子供たちもベッドに入る時間が
遅くなったり、親の都合で眠りを中断される子供たちも増えているようです。
「子どもが夜、寝てくれない」「午前中は寝ていて、午後からしか遊べない」
「パパの帰りを待っていて、寝るのが遅くなる」・・・子どもの睡眠に悩んだり、
不規則になるのは仕方ないとあきらめている人は意外に多いのでは?
生活リズムの基本になるのが「睡眠」。これが乱れると、子どもの発育に
さまざまな影響が出てきます。子どもの睡眠、見直してみませんか?
たかが乳幼児期の睡眠と思わないで!睡眠と食事には密接な関係があり、
授乳期に夜更かしの習慣がつくと、離乳期に3回食への移行がうまくできず、
欠食や偏食を招くことにもなりかねません。
学齢期以降の生活習慣にも影響を及ぼし、朝食抜きや肥満につながる
こともあります。
◎なぜ睡眠が大切か
睡眠は脳や体の発達に重要です。「寝る子は育つ」という言葉があるように、
眠っている間に成長ホルモンが分泌され、身体の成長を促します。
また、近年注目されているのが「メラトニン」です。
子供にとって大切な成長ホルモンは眠りに入ってから一時間過ぎ頃に
分泌されます。
このホルモン(昼寝ではなく夜寝ることが大切)で、眠気を催し、抗酸化作用
や老化防止、抗がん作用があるといわれており、1〜5歳の朝起きる頃に
たくさん分泌されるそうです。
乳幼児にとっての正しい睡眠時間は、午後8時から翌朝の6時までの
10時間が必要です。
◎早寝をするためのポイント
・ 早起きをする
・ 昼間、体をよく動かす
・ 昼寝は午後3時半頃までには起こす
・ お風呂はぬるめ
・ 絵本を読むなど寝る前の習慣づけ
※ママだけでなく、パパの協力も必要です。
就寝時間も決め、寝かしつけるときにはテレビや電気を消し、眠る環境を
つくってあげましょう。
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